便利ブラシ 高橋工業 ベンリブラシ 草刈機 グラインダー 特許 掃除 農業 樹皮 墓そうじ アスファルト 糞 鳥のフン 鶴岡 ブラシ 研磨 除雪 公共 競技場 トラック

髙橋工業では「抜けない、折れない」を信念にブラシ作りをしています。

それは私自身が幾度となく経験したことに端を発します。
機械化による大量生産では致し方ないことですが、製造現場で抜けたブラシの毛が知らぬ間に手に刺さり、膿んで腫れてしまうことがたびたびありました。だからこそ、独立して自分の会社を立ち上げた時は「お客様の安全第一、安心して使っていただける毛が抜けないブラシをつくろう」そう決心しました。　
創業当初から安心で安全な工業用のブラシを作ることに一生懸命でした。おかげさまで20年の頃にはいくつもの大手企業の受注をいただけるまでになりました。
そんな中、東日本大震災が起こりました。
連日流れる原発事故のニュースをみているうちに、「自分の持っている技術で何かできないか」という想いに駆られ、除染作業用に試作したブラシ5、6個と草刈機ふたつを持って福島に向かいました。しかし、実際にブラシを使ってもらうことは叶わなかったのですが、それがきっかけで「便利ブラシ」が誕生したのです。
便利ブラシには、特許技術である磨きムラの出ない植え込み、長年こだわってきた抜けない、折れない手植え技術が詰め込まれています。そして、いろんな場所で活用していただけるよう、草刈機やグラインダーに簡単に取り付けることができます。また、毛材を変えることで様々な分野で使えるようになりました。

令和2年で創業30周年を迎えました。
高橋工業のブラシは持ちが良いので、購入サイクルが長く「売れない」ことが悩みではありますが、これからも信念を貫きこだわったブラシをたくさんの方に届けていきたいと思います。